第375回 【プロ野球】2023年のWARランキング

今回は「【プロ野球】2023年のWARランキング」を作成しましたので紹介します。
球団別、先発、救援、野手ごとのWARランキングになっています。
データは株式会社DELTAのデータを参考にしています。

WARとは?
WARとは(Wins Above Replacement)の頭文字で、文字通り「そのポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を表す選手能力の総合指標です。
具体的な算出方法はサイトにより異なりますが、「打撃評価+走塁評価+守備評価+投手評価+守備位置補正+代替水準対比補正」で算出されます。
WARを比較する際は次の2つについて注意する必要があります。
①守備位置補正
WARでは、負担の異なるポジションの選手同士を比較可能にするため、守備位置によって補正を行います。しかし、補正値が適切でない可能性があるので、異なるポジションの選手を比較する場合は注意が必要です。
②投手より野手の方が高くなりやすい傾向
投手と野手ではWARの算出方法が異なることから、投手より野手の方が高くなりやすい傾向にあります。

③救援より先発の方が高くなりやすい傾向
投球回の関係で救援より先発の方が高くなりやすい傾向にあります。
球団別WARランキング

(5月19日時点)
全体1位はオリックスの13.2
先発1位は千葉ロッテの6.8
救援1位は中日の2.3
野手1位はオリックス7.0
右下のポジション別の表は各ポジションのトップの選手の値です。
野手1位のオリックスは森捕手のプラスと全体的に高いです。
野手2位の阪神は内野と中堅、横浜は宮崎選手と関根選手のプラスが大きいです。

先発 WARランキング

(5月19日時点)
WAR2.0で圧倒的1位に佐々木朗希投手でした。

リリーフ WARランキング

(5月19日時点)

野手 WARランキング

(5月19日時点)

まとめ

(5月19日時点)
今回は「【プロ野球】2023年のWARランキング」を紹介しました。
上図は最後にWARのベストナインです。野手は打撃能力だけでなく、UZRが高く守備能力の加点が大きい選手もいます。

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