第445回 【佐々木朗希】7回2失点9Kで1勝目(2024年4月7日オリックス戦)
2024年4月7日、佐々木朗希投手が本拠地ZOZOマリンでオリックス戦に登板。
7回を投げて111球、被安打3、四死球3、奪三振9、失点2で1勝目。
ストレートは平均球速154.1km/hと過去3年で一番遅かったですが、フォークは低めに制球されていました。
今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2024年4月7日)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。
1. 球種・投球割合
スライダーを28%と多投
今回投じたのはストレート、フォーク、スライダーの3球種でした。
スライダーが28%と多投しました。
カーブは投球しませんでした。
左打者にもスライダー多投
左右ともにスライダーを多投しました。
2回以外は球数を抑えられた
2回以外は球数を抑えられました。
2. コース別
フォークが低めボールゾーン
ストレートは右打者には真ん中の高さに多投、左打者にはアウトコースへの投球が多かったです。
フォークの制球が良くて低めボールゾーンに決まっていました。
スライダーは左打者のアウトコースへのボールが多かったです。
左打者にアウトコースを打たれた
右打者にはインコース、左打者にはアウトコースを打たれた。
3. 球種別成績
スライダーの空振率32%
ストライク率73%(NPB平均63%)、ゾーン内率69%(NPB平均46%)とゾーン内率が高くストライクが取れていました。
ストレートはゾーン内率69%もある反面、フォークのゾーン内率34%でした。
スライダーの空振率25%と高かったです。
4. 球速
平均154.1km/h、最高158km/h
ストレートは平均球速154.1km/h、最高球速158km/hと過去3年で一番遅かったです。
160km/h超えは0球
ストレートは160km/h超えが0球で、昨年の平均球速159.1km/hより全球が遅かったです。
7回まで球速維持
7回に最速158km/h、平均154.8km/hと最後まで球速を維持しました。
まとめ
①スライダーを28%と多投
②左打者にもスライダー多投
③2回以外は球数を抑えられた
④左はアウトコース中心
⑤フォークは低めに制球
⑥スライダーで空振り量産(空振率32%)
⑦過去3年で一番遅い平均球速
⑧160km/h超えが0球
⑨7回まで球速維持
平均球速154.1km/h
最高158km/h