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第44回 【中日】今年ブレイクしそうな若手投手(清水 達也)

2021年11月22日

2月のキャンプも終わり、一通り期待の若手選手を見ることが出来ましたので、「今年ブレイクしそうな若手投手」をセ・パで5人ずつ紹介したいと思います。
ヤクルト・奥川投手、ロッテ・佐々木投手のような超有名選手は外しています。

今回紹介するのは、セ・リーグ2人目で中日の「清水 達也」投手です。

清水 達也(中日)の基本情報

経歴花咲徳栄高等学校
中日ドラゴンズ (2018 – )
ドラフト2017年 ドラフト4位
ポジション先発
投打右投右打
生年月日1999年11月3日(21歳)
身長182 cm
体重83 kg
基本情報
清水投手_年度別成績

ストレート、フォーク、縦に落ちるカーブが武器の投手。
昨季は8月にファーム月間MVPを獲得し、9月に一軍へ合流。一軍でも高い奪三振能力を見せました。
オフには話題の「プロウト」(プロの素人)お股ニキさんから指導を受け、今年度の飛躍が期待されます。

球速

清水投手_球速推移

プロ入り時は平均140km/hだった球速が、平均146km/hとMAX150km/hまで上昇している。

さらに今オフはストレートの回転軸の修正に成功したようです。スピン効率が良くなってホップ成分が増えたことで、球速以上に伸びのあるストレートになりました。

球種

清水投手_投球割合(2020年)
清水投手_奪三振球種割合(2020年)

清水投手の球種はストレート、フォーク、カットボール、スライダー、カーブの5球種です。
主に投げるのはストレート、フォーク、カーブの3球種です。

主な決め球はフォークとストレートです。カーブも縦に鋭く落ちるので三振を奪うことが出来ます。
浮き上がるようなストレートと、縦に落ちるフォークとカーブの相性は抜群で、三振の山を築きそうです。

キャンプ・オープン戦

清水投手_投球割合(2021年3月2日)

2月13日のDeNAとの練習試合では1回無失点の投球で、2月23日の広島との練習試合ではソロ2本を打たれながらもまずますの投球。
3月2日のソフトバンクとのオープン戦では3者連続三振を含む2回無失点の圧巻の投球でした。

3月2日の投球割合を見るとカーブの投球割合が多かったです。
ただし、三振は全てフォークでした。
平均球速も146.6km/hと昨季を超えているので、調子は良さそうです。

オフに改良したスライダーは1球も投げていませんでした。
これは変化幅の改良が上手くいってないのか、それともシーズンに隠しているかは分かりません。

非常に質の高いストレート、フォーク、カーブを投げれるので、今シーズンはローテーションに入って10勝近くするのではないかと期待しています。

やきゅまる
スライダーが改良されたら、エース級の活躍をするかも

データは下記のサイトを参考にしてます。
NPB公式サイト
Sportsnavi
日刊スポーツ
プロ野球データFreak
Baseball LAB

変化球割合