第123回 【佐々木朗希】【エキシビジョン】平均球速が154.5キロまで大幅アップ(2021年7月26日投球分析)
7月26日のエキシビションでの阪神戦(甲子園)で先発。3回を41球3安打2失点、4奪三振無四球の投球内容でした。
3回までの投球でしたが、平均球速154.5km/hをマークした快速球で良い投球でした。この平均球速は先発では千賀投手に次ぐ球速です。
第80回 プロ野球の平均球速・最高球速ランキング(2021年)
今回はそんな「佐々木朗希投手の平均球速が154.5キロまで大幅アップ(2021年7月26日投球分析)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。過去の佐々木朗希投手の投球分析については下記を参考にして下さい。
佐々木朗希投手の過去記事一覧
1. 対左右成績
左は2021年、右は今回(7月26日)の対左右成績です。
今回も左打者に打たれました。
2. 投球割合
日別投球割合
今回はスライダーの投球割合が多かったです。チェンジアップは投げませんでした。
対左右投球割合
左打者にもスライダーの投球割合が多く、左右で投球割合に差があまりありませんでした。
3. コース別
コース別投球数
ストレートも変化球も制球が非常に良かったです。
右打者にストレートはアウトローが今までは多かったですが、今回はインハイに球威のある球を投げれていました。
特
コース別被安打
佐藤輝明選手にインローのストレートをレフトスタンドに打たれましたが、全体的に良い投球が出来ていたと思います。
4. 球種別成績
上は2021年、下は今回(7月26日)の球種別成績です。
ストレートはヒットも打たれましたが、三振も多く取ることが出来ていました。
5. 球速
日別球速
注目の球速は平均球速154.5km/h、最高球速156km/h、最低球速152km/hでした。
平均球速、最低球速が3~4km/hも大幅にアップしています。
全球種の球速帯
上は2021年、下は今回(7月26日)の球速帯です。
今回はストレートの球速が速い上に安定していました。またスライダーも140km/h以上のボールが多かったです。
回別平均球速
上図は回別平均球速です。
今回は3回までの投球でしたが、最後までストレートは球速が出ていました。また、スライダーも140km/h以上をキープ出来ていました。
まとめ
①スライダーを左にも投球
②右打者のインハイを多投
③平均球速154.5km/hと千賀投手並み
④最高球速156km/h、最低球速152km/h
⑤スライダーも140km/h以上を連発
今回は「佐々木朗希投手の平均球速が154.5キロまで大幅アップ(2021年7月26日投球分析)」を紹介しました。
エキシビションなので3回までの投球でしたが、平均球速154.5km/hをマークした快速球で良い投球でした。この平均球速は先発では千賀投手に次ぐ球速です。
球速がだけでなく、制球がとても良かったので次回登板が楽しみです。