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第381回 【MLB】ストレートの回転数・平均球速・最高球速・ホップ成分ランキング(2023年)

2024年7月20日

「ストレートの回転数は誰が多いのか」などが気になったので、今回は「【MLB】ストレートの回転数・平均球速・最高球速・ホップ成分ランキング(2023年)」を作成しました。

また球速については、比較対象として佐々木朗希投手も記載しました。

データはBaseball Savantを使用します。

2024年のデータに下記を参照してください。

過去のランキングやプロ野球については、下記の過去記事を参照してください。

ランキングの過去記事

0. はじめに

平均球速・平均回転数 (メジャー全投手)

【MLB】ストレートの平均球速・平均回転数
(メジャー全投手・2023年)

上図はメジャー全投手のストレートの「平均球速と平均回転数」のグラフです。

平均球速に注目すると、日本人投手5人がメジャー平均より平均球速が速いです。

平均回転数に注目すると、ダルビッシュ投手はメジャー平均より平均回転数が多いです。

比較対象として佐々木朗希投手を記載しましたが、佐々木朗希投手の平均球速159.1km/hはMLBでもトップレベルであることが分かります。

やきゅまる
やっぱり球速が速い投手の方がMLBに行きやすいんだろうね

変化量(メジャー全投手)

【MLB】ストレートの変化量(メジャー全投手・2023年)

前田投手MLB平均くらいの変化量

大谷投手スライド成分が多くてホップ量が少ない

藤浪投手シュート成分が多くてホップ量が少ない

千賀投手ややホップ成分が多い

ダルビッシュ投手ホップ成分が多い

菊池投手シュートライズです。

比較対象として佐々木朗希投手のWBCデータを記載しました。ホップ成分46cm、シュート成分33cmと、佐々木朗希投手はかなりのシュートライズであることが分かります。

ランキングの説明

今回は50球以上ストレートを投げた投手ランキングを作成しました。そのため、投球数が少ない投手などは含まれません。

ランキングは各項目で「全投手」「先発」「左投手」の3つを作成しました。

先発とリリーフの振り分けは、1度でも試合開始時に投げたら先発としています。そのためオープナーやショートスターターも先発になっています。

縦変化量については、ホップ成分が多い方を上位にしています。

1. 平均球速ランキング(2023年)

全体TOP10

【MLB】ストレートの平均球速ランキング
(2023年)_全体TOP10
やきゅまる
日本人投手5人が平均以上

先発TOP10

【MLB】ストレートの平均球速ランキング
(2023年)_先発TOP10
やきゅまる
佐々木朗希投手はMLB4位相当、藤浪投手は5位、大谷翔平投手は19位

左投手TOP5

【MLB】ストレートの平均球速ランキング
(2023年)_左投手TOP5
やきゅまる
菊池投手は30位と上位

2. 最高球速ランキング(2023年)

全体TOP10

【MLB】ストレートの最高球速ランキング
(2023年)_全体TOP10
やきゅまる
佐々木朗希投手はMLB10位相当、藤浪投手は8位

先発TOP5

【MLB】ストレートの最高球速ランキング
(2023年)_先発TOP5
やきゅまる
藤浪投手は半分リリーフですが先発1位の球速

左投手TOP5

【MLB】ストレートの最高球速ランキング
(2023年)_左投手TOP5
やきゅまる
来年は菊池投手には160km/h投げて欲しいね

3. 回転数ランキング(2023年)

全体TOP10

【MLB】ストレートの回転数ランキング
(2023年)_全体TOP10
やきゅまる
ダルビッシュ有投手が例年より回転数が少ない

先発TOP5

【MLB】ストレートの回転数ランキング
(2023年)_先発TOP5
やきゅまる
例年ならダルビッシュ有投手がランクイン出来そう

左投手TOP5

【MLB】ストレートの回転数ランキング
(2023年)_左投手TOP5
やきゅまる
菊池投手は回転数も上位だね

4. ホップ成分ランキング(2023年)

全体TOP10

【MLB】ストレートのホップ成分ランキング
(2023年)_全体TOP10
やきゅまる
千賀投手は回転数のわりにホップ成分が多い

先発TOP5

【MLB】ストレートのホップ成分ランキング
(2023年)_先発TOP5
やきゅまる
あまり日本人投手はホップ成分が多いわけではないね

左投手TOP5

【MLB】ストレートのホップ成分ランキング
(2023年)_左投手TOP5
やきゅまる
菊池投手が59位と上位クラス

まとめ

まとめ

①平均球速1位は平均163.9km/hでデュラン投手
②最高球速1位は平均168.7km/hでデュラン投手
③回転数1位は平均2642でヘルスリー投手
④ホップ成分1位は平均52.2cmでミーンズ投手

⑤日本人5投手は平均球速と最高球速が平均以上
⑥藤浪投手は平均球速17位(先発5位)、最高球速8位(先発1位)
⑦大谷投手は平均球速53位(先発19位)、最高球速21位(先発9位)
⑧佐々木朗希投手は平均球速15位相当(先発4位)、最高球速10位相当(先発3位)

今回は「MLB】ストレートの回転数・平均球速・最高球速・ホップ成分ランキング(2023年)」を紹介しました。

藤浪投手平均球速の先発5位最高球速の先発1位にランクインしていました。

大谷投手平均球速の先発19位最高球速の先発9位にランクインしていました。

比較対象として記載した佐々木朗希投手は平均球速15位(先発4位)相当最高球速10位(先発3位)相当でした。

回転数は例年ならダルビッシュ有投手がランクインしてもおかしくない数字ですが、今年はダルビッシュ有投手の回転数が少なかったです。

やきゅまる
佐々木朗希投手は1年間球速を維持出来ればMLB先発1位相当も夢じゃないね