第138回 【MLB】スライダーの回転数・平均球速・変化量ランキング(2020年)
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スライダーの変化量などについて気になったので「【MLB】スライダーの回転数・平均球速・変化量ランキング(2020年)」を作成しました。 データは手元にあったBaseball Savantの2020年データを使用します。
他の球種、2021年については今後更新する予定です。


0. はじめに
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上図はメジャー全投手のスライダーの「平均回転数と平均球速」、「変化量」グラフです。
今回はこの中から50球以上スライダーを投げた投手でランキングを作成しました。そのため、2020年の投球数が少ない大谷投手などは含まれません。
先発とリリーフの振り分けは、1度でも試合開始時に投げたら先発としています。そのためオープナーやショートスターターも先発になっています。
横変化量については、スライド成分が多い方(左投手は正負逆)を上位にしています。また、縦変化量については、ホップ成分が少ない方(ドロップ成分が多い方)を上位にしています。

1. 回転数ランキング(2020年)
全体TOP10
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先発TOP5
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左投手TOP5
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2. 平均球速ランキング(2020年)
全体TOP10
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先発TOP5
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左投手TOP5
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3. 横変化量ランキング(2020年)
全体TOP10
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先発TOP5
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左投手TOP5
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4. 縦変化量ランキング(2020年)
全体TOP10
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先発TOP5
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左投手TOP5
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まとめ
①回転数は約2400が平均で、2900だとトップ10レベル
②平均球速は約136km/hが平均で、143km/hだとトップ10レベル
③横変化量は約15cmが平均で、40cmだとトップ10レベル
④縦変化量は約4cmが平均で、-14cmだとトップ10レベル
今回は「【MLB】スライダーの回転数・平均球速・変化量ランキング(2020年)」を紹介しました。
ダルビッシュ投手は回転数、変化量は上位でしたが、他の日本人投手は平均的でした。
今回は投球数が少なかったので2020年は大谷投手がランク外でしたが、2021年は横変化量でランキングに入ってきそうです。
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