【大谷翔平投手も使用】
↓↓↓球速UP & 怪我防止に効果的↓↓↓

第406回 【佐々木朗希】マウンドが合わず3回3失点で4敗目(2023年9月17日西武戦)

2023年10月14日

佐々木朗希投手の投球内容
(2023年9月17日)

2023年9月17日、佐々木朗希投手が敵地ベルーナドームでの西武戦に先発。

3回を投げて70球、被安打4、四死球3、奪三振3失点3の投球内容でしたが4敗目。プロ入り後初のベルーナドームでの登板は先頭の2球目にバランスを崩すなど、足元を気にしながらの投球。初回に3四死球などで3失点しました。

試合後に「軸足と着地する足の砂が違った」と語ったように、踏み出す左足は硬い部分からわずかにはみ出ていました。

歩幅を調整して投げたため平均球速155.0km/hは今季ワーストでした。

今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2023年9月17日)」を紹介します。

佐々木朗希投手の過去記事一覧

使用するデータはスポナビライブのデータです。

やきゅまる
プロならマウンドにアジャストしないといけない反面、マウンド側も投手が怪我をしないように調整して欲しいな

1. 球種・投球割合

スライダーを今季最多30%

佐々木朗希投手の日別球種割合
(2023年9月17日時点)

今回投じたのはストレートフォークスライダーカーブ4球種でした。

スライダー今季最多30%も投球しました。

またカーブ今季初投球しました。

左打者にもスライダー投球

佐々木朗希投手の対左右球種割合
(2023年9月17日)

右打者にはストレートがいつもより少なく、その分スライダーを36%も投球しました。

左打者にもスライダーを投球しました。

やきゅまる
左打者にもスライダーが多かったね

1回の球数が多い

佐々木朗希投手の回別球種割合
(2023年9月17日)

1回に制球が乱れたために球数が非常に多かったです。

2. コース別

右打者には高めストレート

佐々木朗希投手のコース別投球数
(2023年9月17日)

ストレート右打者には高めに多投。左打者は真ん中付近の高さへの投球が多かったです。

フォークはいつもの低めではなく、高めに抜ける球が多かったです。

スライダーも右打者の高めに抜け球が多かったです。

やきゅまる
フォークの制球が特に良くなかったね

右打者には高めストレートを打たれた

佐々木朗希投手のコース別成績
(2023年9月17日)

いつもほど球威が無かったため、右打者には高めストレートを打たれました。

やきゅまる
打たれたストレートはどれも甘かったね

3. 左右成績

左右関係なく打たれた

佐々木朗希投手の対左右成績
(2023年9月17日)

上図は今回2022年平均の左右別被OPSです。

右打者から2安打、左打者から2安打と左右関係なく打たれました。

4. 球種別成績

ストライク率59%、ゾーン内率53%

佐々木朗希投手の球種別成績
(2023年9月17日)

ストライク率59%(NPB平均63%)、ゾーン内率53%(NPB平均46%)といつもよりストライク率が低いです。

ストレートゾーン内率67%もありましたが、空振りがわずか1個でした。

全体でも空振り4個と非常に少なかったです。

3回で見逃し12個ファウルが16個と非常に多かったです。

やきゅまる
空振りがなかなか奪えなかったね

5. 球速

平均155.0km/h、最高160km/h

佐々木朗希投手の日別球速
(2023年9月17日時点)

ストレート平均球速155.0km/h最高球速160km/hでした。

やきゅまる
どちらも今季ワースト

160km/h超えは1球

佐々木朗希投手の球速帯
(2023年9月17日)

ストレート160km/h超えが36球中1球でした。100マイル(約160.9km/h)超えは0球でした。

やきゅまる
カーブは130km/h台と速い

2回以降は球速低下

佐々木朗希投手の回別平均球速
(2023年9月17日)

1回は156km/hでしたが、2回以降は平均153km/hくらいと球速低下してました。

まとめ

佐々木朗希投手の投球内容とコース
(2023年9月17日)
まとめ

①スライダーを今季最多30%
②カーブを今季初投球
③1回に球数38球
④右打者に高めストレートを打たれた
⑤フォークは低めが少ない
⑥見逃しストライク、ファウルが多い
⑦空振り4個のみ
⑧160km/h超えが36球中0球
⑨カーブは130km/h台
⑩2回から球速低下


平均球速155.0km/h(今季ワースト)
最高160km/h(今季ワースト)

今回は「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2023年9月17日)」を紹介しました。

3回を投げて70球、被安打4、四死球3、奪三振3失点3の投球内容でしたが4敗目

プロ入り後初のベルーナドームでの登板は先頭の2球目にバランスを崩すなど、足元を気にしながらの投球。初回に3四死球などで3失点しました。

試合後に「軸足と着地する足の砂が違った」と語ったように、踏み出す左足は硬い部分からわずかにはみ出ていました。

やきゅまる
まだ調整段階という感じだったから、少しずつ上げていって欲しいね