第405回 【佐々木朗希】復帰登板は3回1失点で3敗目（2023年9月10日オリックス戦）

2023年9月12日

【ロッテ】佐々木朗希、４８日ぶり先発で１６１キロ！絶望予想覆し早期復帰３回１失点

◆パ・リーグ　ロッテ０―２オリックス（１０日・ＺＯＺＯマリン） 　左脇腹の肉離れで戦列を離れていた ...

 https://news.yahoo.co.jp/articles/cfd1c0938d4b97a8b423e47dfc...

2023年9月10日、佐々木朗希投手が本拠地ZOZOマリンスタジアムでのオリックス戦に先発。

3回を投げて45球、被安打2、四死球1、奪三振2、失点1の投球内容でしたが3敗目。

7月に左脇腹を痛めて戦列を離脱した際は、今季絶望かと思われましたが、驚異的な回復力で早期復帰。

初回に160km/h以上連発して完治をアピールした反面、2回以降は156km/hとまだまだ調整段階の投球でした。

なお前日の山本由伸投手に続き、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンＧＭら大リーグ関係者たちが視察していました。

今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析（2023年9月10日）」を紹介します。

佐々木朗希投手の過去記事一覧

使用するデータはスポナビライブのデータです。

やきゅまる

少しずつ球数や強度が上がっていきそう

1. 球種・投球割合

スライダーを今季最多22%

今回投じたのはストレート、フォーク、スライダーの3球種でした。

スライダーを今季最多22%と変化球が多い配球でした。

カーブは投げませんでした。

左打者にもスライダー投球

右打者にはストレートがいつもより少なく、その分スライダーを32%も投球しました。

左打者にもスライダーを投球し、またフォークを59%も投球しました。

やきゅまる

左打者にはフォークがかなり多かったね

2回以降は変化球中心

初回はストレート、2回以降は変化球中心の投球でした。

やきゅまる

オリックス打線がストレートを狙ってる感じだから変化球中心に変えたのかな？

2. コース別

高めストレートが少ない

ストレートは真ん中の高さに多投。右打者はアウトコースへの投球が多かったです。

フォークは低めボール球が多かったです。

スライダーは右打者アウトローに多投しました。

やきゅまる

フォークが良い高さだったね

左打者に真ん中付近の高さを打たれた

左打者に真ん中付近の高さを打たれました。

やきゅまる

打たれたストレートは高さが甘かったね

3. 左右成績

左打者に被安打2

上図は今回、2022年平均の左右別被OPSです。

全て左打者に打たれました。

やきゅまる

右打者にはスライダーが良かったね

4. 球種別成績

ストライク率62%、ゾーン内率49%

ストライク率62%（NPB平均63%）、ゾーン内率49%（NPB平均46%）といつもよりゾーン内率が低い（今季平均54%）です。

ストレートはゾーン内率65%もありましたが、空振りが0個でした。

フォークはゾーン内率33%でストライク率61%もあり、かなりボール球を振らせました。

3回で見逃し11個と非常に多かったです。

やきゅまる

ストレートの見逃しが多かったね

5. 球速

平均157.9km/h、最高161km/h

ストレートは平均球速157.9km/h、最高球速161km/hでした。

やきゅまる

前回から復調しましたが、今季平均よりも遅い

160km/h超えは5球

ストレートは160km/h超えが17球中5球でした。100マイル（約160.9km/h）超えは1球でした。

やきゅまる

変化球もいつもより約3km/h遅い

2回以降は球速低下

1回は159km/hと球速が出ていましたが、2回以降は平均156km/hくらいと球速低下してました。

まとめ

今回は「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析（2023年9月10日）」を紹介しました。

3回を投げて45球、被安打2、四死球1、奪三振2、失点1の投球内容でしたが3敗目。

初回に160km/h以上連発して完治をアピールした反面、2回以降は156km/hとまだまだ調整段階の投球でした。

やきゅまる

まだ調整段階という感じだったから、少しずつ上げていって欲しいね

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