第430回 【中日】2024年新外国人アレックス・ディッカーソン選手の打撃分析

2023年12月22日、中日が今季は米独立リーグ・メキシカンリーグでプレーしていたアレックス・ディッカーソン(Alex Dickerson)選手(33)と契約合意したと発表しました。
ディッカーソン選手は打球角度が高いローボールヒッターです。
今回はそんな「【中日】2024年新外国人アレックス・ディッカーソン選手の打撃分析」を紹介します。
使用するデータはBaseball SavantとFanGraphsです。

1. 基本情報
左投左打の外野手
所属球団 | サンディエゴ・パドレス (2015 – 2016, 2019) サンフランシスコ・ジャイアンツ (2019 – 2021) アトランタ・ブレーブス (2022) 米独立リーグ(2023) メキシカンリーグ (2023) |
ポジション | 左翼、右翼 |
投打 | 右投右打 |
生年月日 | 1990年5月26日(33歳) |
身長 | 190 cm |
体重 | 104 kg |
2. 年度成績
3A通算打率.304
.png)
(2015-2022年)
MLB通算で339試合、打率.255、40本塁打、OPS.785。
3A通算で323試合、打率.304、41本塁打、OPS.879。
打撃の特徴は「三振が少ない」「チャンスが得意」「初球〇」「ローボールヒッター」「苦手球種無し」「プルヒッター」「打球角度が高いフライヒッター」などが挙げられます。

弱肩、走力はやや平均以下
.png)
(MLB2015-2022年)
守備のメインは左翼で、右翼も守ったことがあります。今季独立では一塁も守りました。
肩が弱くて近年は守備範囲も狭いので、守備能力は低いです。
「一塁までの到達タイム」「スプリントスピード」から走力は下降傾向で、現在の走力はMLB平均以下レベルです。

3. 対左右成績
あまり左右差がない
-1024x747.png)
(MLB2015-2022年)
右OPS.794、左OPS.725とあまり左右差が無いです。

4. 得点圏成績
チャンスは得意
-1024x706.png)
(MLB2015-2022年)
得点圏OPS.890とチャンスが得意です。

4. ホームアウェイ成績
ホームが得意
-1024x711.png)
(MLB2015-2022年)
ホーム打率.274、OPS.864とホームが得意です。
5. カウント別成績・スイング率
初球〇
.png)
(MLB2015-2022年)
.png)
(MLB2015-2022年)
初球打率.336、7本と初球が得意です。
初球スイング率29%(MLB平均30%)と積極性は平均的です。
ボールスイング率が高いので選球眼は良くなさそうです。
ゾーンコンタクト率79%(MLB平均76%)とコンタクト能力は高いです。

6. コース別成績
かなりのローボールヒッター
.png)
(MLB2015-2022年)
左右ともに低めの成績が良いかなりのローボールヒッターです。
一方、インハイは苦手です。

7. 球種別成績
苦手球種なし、速球は左右で差がある
.png)
(MLB2015-2022年)
.png)
(MLB2015-2022年)
明らかに苦手な球種が無いです。
ストレート、ツーシームは右投手は成績が良いですが、左投手の成績が悪いです。

8. ストレート球速別成績
155km/hまでは得意
.png)
(MLB2015-2022年)
ストレートは155km/h以下の成績は良いですが、155km/h以上は苦手です。

9. 打球方向別成績
プルヒッター
.png)
(MLB2015-2022年)
引っ張りが多いプルヒッターで、本塁打もほとんどがライト方向です。

10. 打球種類
フライヒッター
.png)
(MLB2015-2022年)
通算フライ率27%とフライヒッターです。

11. 打球速度・角度
打球角度高く、最長飛距離は146.3m
.png)
(MLB2015-2022年)
通算で平均打球速度143km/hと平均よりやや速いくらいですが、バレル率は9%と高いです。
これは打球角度17度と高いためです。
本塁打の最長飛距離は146.3mとMLBトップレベルレベルです。

まとめ

【基本情報】
①打球角度が高いローボールヒッター
②MLB通算で339試合、打率.255、40本塁打、OPS.785
③3A通算で打率.304、OPS.879
④守備は左翼(右翼、一塁は経験有り)
⑤弱肩
⑥近年は守備範囲も狭い
⑦走力はMLB平均以下
【対左右・得点圏・ホーム】
①あまり左右差が無い
⇒ただ左投手の対戦少ない
②チャンス○(得点圏OPS.890)
③ホーム球場○(ホームOPS.864)
【カウント・コース】
①初球〇(打率.336、7本)
②積極性は平均的
⇒初球スイング率29%(MLB平均30%)
③選球眼×(ボールスイング率高い)
④ローボールヒッター
⑤インハイ×
【球種】
①速球○
⇒155km/hまでは得意
②対右の速球○(ストレート、ツーシーム)
③対左の速球×
④明らかに苦手な球種は無い
【打球方向・種類・速度・角度】
①プルヒッター
⇒成績が良い2019-2020年は逆方向が多かった
②フライヒッター
③打球速度はMLB平均
④打球角度17度と高い
⑤バレル率8.8%と高い
⑥最長飛距離146.3mとMLBトップレベル
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません