第470回【佐々木朗希】6回4失点危険球退場で5敗目(2024年9月15日西武戦)

(2024年9月15日)
2024年9月15日、佐々木朗希投手がベルーナドームで西武戦に登板。
6回0/3を投げて82球、被安打5、四死球2、奪三振4、失点4(自責3)で5敗目。
内野安打3本、野選、失策などで失点が増え、7回の先頭にフォークボールがすっぽ抜けて避けようとした野村大樹選手の頭部に当たり危険球退場となりました。
今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2024年9月15日)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。

1. 球種・投球割合
今季平均くらいの配球

(2024年9月15日時点)
今回投じたのはストレート、フォーク、スライダーの3球種でした。
ストレートが54%、フォークが27%、スライダーが20%と今季平均くらいの配球バランスでした。
スライダーは前2登板は多かったですが、今回は割合が減りました。
カーブは投球しませんでした。

左打者へのストレートが多かった

(2024年9月15日)
左打者へのストレートが65%と多かったです。

2. コース別
ストレートはアウトコース中心

(2024年9月15日)
ストレートは左右ともにアウトコース中心でした。
フォークは右のインハイにすっぽ抜けが2球あり、ともに死球になってしまいました。
スライダーはボールゾーンへの投球が多かったです。

左右ともにインコースの結果球がない

(2024年9月15日)
右打者はアウトコース、左打者は真ん中のコースの結果球が多く、インコースの結果球が無かった。

3. 球種別成績
空振りが11個と少ない

(2024年9月15日)
ストライク率68%(NPB平均63%)、ゾーン内率56%(NPB平均46%)とゾーン内率が高かったです。
ストレートはゾーン内率73%と高かったです。
フォークは空振率4個とあまり空振りを奪えませんでした。
スライダーはゾーン内率が低かったです。

4. 球速
平均155.5km/h、最高158km/h

(2024年9月15日時点)
ストレートは平均球速155.5km/h、最高球速158km/hと今季平均以下でした。

160km/h超えは0球

(2024年9月15日)
ストレートは160km/h超えが0球でした。

球速維持

(2024年9月15日)
1回から6回まで平均155km/h前後に球速を維持しました。

まとめ

(2024年9月15日)
①地震の危険球退場
②配球は今季平均くらい
③左打者にストレート多投
④インコースが少ない
⑤空振りが11個と少なかった
⑥160km/h越えが0球
⑦6回まで球速維持
平均球速155.5km/h
最高158km/h
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