第333回 【侍ジャパン】WBCアメリカ代表30人(成績・予想オーダーなど)
2023年2月10日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する20チームの最終ロースター30人が米専門テレビ局の生放送で発表されました。
今回はそんな「WBCアメリカ代表30人の成績や予想オーダーなど」を紹介します。
使用するデータは下記サイトです。
Baseball Savant
FanGraphs
1. 投手
コルテス投手の辞退によりフリーランド投手、カーショー投手の辞退によりマルティネス投手が選出されました。
前回大会のMVPでもあるマーカス・ストローマン(シカゴ・カブス)は、アメリカ代表ではなくプエルトリコ代表で出場します。
主な不参加のエース級の投手は以下の通りです。
バーランダー投手(メッツ)
デグロム投手(レンジャーズ)
バーンズ投手(ブリュワーズ)
シャーザー投手(メッツ)
ビーバー投手(ガーディアンズ)
コール投手(ヤンキース)
ロドン投手(ヤンキース)
シース投手(ホワイトソックス)
マクラナハン投手(レイズ)
2. 野手
主な不参加のオールスター級野手は以下の通りです。
ジャッジ外野手(ヤンキース)
ハーパー外野手(フィリーズ)
スタントン外野手(ヤンキース)
クロフォード遊撃手(ジャイアンツ)
ライリー三塁手(ブレーブス)
オルソン一塁手(ブレーブス)
ストーリー遊撃手(レッドソックス)
3. 球種割合
①ツーシームとチェンジアップとカーブの割合が多い
②ストレートの割合はMLB平均以下
③先発はツーシームとカーブを投げる投手が多い
4. 与四死球率・奪三振率
①奪三振率と与四死球率の高さを兼ね備えた投手が多い
②マルティネス投手とフリーランド投手以外はどちらかが平均以上
③奪三振率9以上が9人もいる
5. 平均球速・被打率
①7投手がMLB平均球速以上
②12投手が被打率.250以下
③アダム投手は被打率.150以下
6. 出塁率・長打率
①出塁率.350以上が5人
②長打率.400以上が13人
③OPSがMLB平均以下は1選手のみ
7. 四死球率・三振率
①全選手がどちらかはMLB平均以上
②15人中13人がMLB平均以下の三振率
③四死球率が15%以上の選手はいない
8. 本塁打率
本塁打率(本塁打÷打席数)
予想スタメンの場合
①1〜8番がMLB平均以上の本塁打率
②1試合あたりHR数1.8本
【1試合あたりのHR数】
日本代表1.45本
過去アメリカ代表1.07本
NPB平均0.76本
MLB平均1.07本
9. UBR・盗塁
UBRは「走塁の評価指標」
UBRとは(Ultimate Base Running)の頭文字で、「盗塁以外の走塁で平均的な野手と比べて、どれだけ得点を増やしたか」を表す走塁の評価指標です。0が平均、5だとリーグトップレベルの数値です。
UBR(盗塁以外の走塁評価)
①ウィットJr.選手は突出した走塁能力
②多くの主力選手も走れる
10. 過去大会の成績
過去4大会の成績については下記の記事にまとめましたので参考にしてください。
11. 他国などのWBC記事
他国の成績については下記を参考にしてください。
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