第46回 【広島】今年ブレイクしそうな若手投手(大道 温貴)
2月のキャンプも終わり、一通り期待の若手選手を見ることが出来ましたので、「今年ブレイクしそうな若手投手」をセ・パで5人ずつ紹介したいと思います。
ヤクルト・奥川投手、ロッテ・佐々木投手のような超有名選手は外しています。
今回紹介するのは、セ・リーグ4人目で広島の「大道 温貴」投手です。

大道 温貴(広島)の基本情報
経歴 | 春日部共栄高等学校 八戸学院大学 広島東洋カープ (2021 – ) |
ドラフト | 2020年 ドラフト3位 |
ポジション | リリーフ |
投打 | 右投右打 |
生年月日 | 1999年1月20日(22歳) |
身長 | 178 cm |
体重 | 80 kg |
威力抜群のストレートが最大の武器です。
大学最後のリーグ戦で36イニングを投げて60奪三振。奪三振率は驚異の15.00を記録しました。
大学時代に最も得意とした変化球はスライダーですが、プロではスプリット(フォーク?)の方がストレートと相性が良く、武器になりそうです。
キャンプで初めて投球を見て、フォームの完成度の高さに驚きました。
まず思ったのは「腕が振れていて、速い」ことです。
腕が振れていると言っても、腕の力で振っている訳ではなく、下半身の使い方が上手いと思いました。
特に踏み込んだ左足が体重移動後に止まり、安定することで、自然と上半身の回転運動が出来ています。
これにより腕が振れ、低めに威力の高いストレートを力感無く、投げれています。

球速

プロ入り後、3試合のMAX球速は150km/hです。
プロ入り前の最速が150km/hであることを考えると、球速が高い状態で安定しています。
球速データがある2月27日の平均球速は148.1km/hでした。
その日はほぼ全部のストレートが148km/hか149km/hと驚異的な安定度でした。
得意のストレートが安定しているのはリリーフとしては大きな強みだと思います。
キャンプ・オープン戦
.png)
2月17日の巨人との練習試合では1回無失点2奪三振の投球、2月21日の阪神との練習試合では3者連続三振、2月27日の巨人との練習試合では1回無安打無失点とわずか11球であっさり3人で試合を締めました。
投球割合はストレートが7割を超えているのにもかかわらず、打たれていません。
このことからストレートがプロでも十分通用すると考えられます。
腕の振りが良く、ストレートには威力があり、変化球にキレがあるので、勝利の方程式として活躍すると思います。

データは下記のサイトを参考にしてます。
NPB公式サイト
Sportsnavi
日刊スポーツ
プロ野球データFreak
Baseball LAB
変化球割合
おまけ
前田健太投手や藤川球児さんも絶賛していました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません