第104回 【初心者向け】一般軟式野球バットの種類と選び方・人気おすすめランキング(2022年最新版・M号対応)

2022年7月11日

一般軟式バットの種類と選び方
一般軟式バットの種類と選び方

最近、所属野球部の一般軟式バットを買う機会があり、「初心者の方にはどれが良いんだろう?」と思って色々調べました。

ということで、今回は一般軟式野球バットの「種類と選び方人気おすすめランキングを紹介します。

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やきゅまる
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初心者向けだよ

1. 種類

一般軟式野球バットの種類は大きく分けて「金属」「複合」「木製」「カーボン」の4種類があります。それぞれの種類ごとの特徴を説明します。

①金属バット

やきゅまる
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初心者にはジュラルミンがおすすめ

飛距離、操作性、価格のバランスが魅力の金属バットは、初めてのバットにおすすめです。

金属バットは芯が広いので当てやすく、複合バットほどではありませんが飛距離も十分に出ます。

一般的に素材は「アルミ」「ジュラルミン」「チタン」で作られていますが、おすすめは「ジュラルミン」です。ジュラルミン製のバットは軽くて振りやすい上、丈夫で飛距離も十分に出ます。さらに値段も複合バットに比べると安いので、コスパ最強です。

どんなバットを買えば良いか迷ってる方には、「ジュラルミン製の金属バット」を買うことをおすすめします。

②複合バット

やきゅまる
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とにかく飛距離を優先したいなら複合バット

力には自信があり、とにかく遠くに飛ぶバットが欲しいなら複合バットがおすすめです。

複合バットの一般的な素材はカーボンとウレタンを組み合わせたのが主流です。ウレタン部分が高反発を生み、とんでもない飛距離になります。最近はウレタン部分に空気を入れる物も出て来ました。

ただし、値段がとにかく高く、他の種類のバットの倍以上することがほとんどです。値段が高いので、初心者の方にはあまりおすすめしません

③木製バット

やきゅまる
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練習用にはおすすめ

木製バットは芯が狭く、芯以外に当たった時に全然飛ばないので、初心者の方にはおすすめしません

ただし、逆に言えば練習で芯に当てる感覚を養うには最適なバットと言えます。また値段も他のバットより安いので練習用にはおすすめです。

④カーボンバット

やきゅまる
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ジュラルミンの次におすすめ

カーボンは炭素繊維強化プラスチックと呼ばれており、高い強度と軽さを併せ持つ素材です。

アルミなどの金属より軽いため、バットコントロールがしやすく飛距離も十分出ます。そのため初心者の方にはおすすめです。

ただし、ジュラルミン製のバットの方が軽いので、初めての方はジュラルミンの方が個人的には良いと思います。

2. バランス

バランスの説明
バランスの説明
やきゅまる
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初心者にはミドルバランスがおすすめ

バランスには3種類あり、バットのどこに重心があるかによって、先端側からトップ」・「ミドル」・「カウンターと呼ばれます。

バットは重心が先端側にあるほど飛距離根元側にあるほど操作性が上がります

つまり、「長距離打者はトップ」「中距離打者はミドル」「巧打者はカウンター」を選ぶのが良いです。

ただし、「カウンター」はほぼ売ってないので、初心者には操作しやすいミドルバランスをおすすめします。

3. 重さ

重さの説明
重さの説明
やきゅまる
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少し軽めの650~700gがおすすめ

一般的な軟式野球バットの重さは600~900gです。

バットは重いほど飛距離軽いほど操作性が上がります

初心者の方には操作性を重視して、少し軽めの650~700gのバットをおすすめします。

4. 長さ

長さの説明
長さの説明
やきゅまる
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まずは84cmがおすすめ

一般的な軟式野球バットの長さは83cm~85cmです。

バットは長いほど飛距離短いほど操作性が上がります

ただ短いのが合わない人もいますので、初めてのバットはまずは84cmをおすすめします。

5. グリップ

グリップの説明
グリップの説明

グリップは細いほど飛距離太いほど操作性が上がります

グリップはかなり好みが分かれるので、初めての方はまずは普通のグリップがおすすめです。

ちなみにグリップを太くする部品もありますので、後から太くすることは出来ます。

6. 種類と選び方のまとめ

一般軟式バットの種類と選び方
一般軟式バットの種類と選び方

ここまで色々書きましたが、まとめると上図のようになり、それぞれの方へのおすすめは次の通りです。

初心者の方

ジュラルミンの金属バット、ミドルバランス、少し軽めの650~700g、84cm、普通のグリップのバットがおすすめです。

遠くに飛ばしたい人

複合バット、トップバランス、700g以上、85cm、細めのグリップのバットがおすすめです。

練習用

値段が安く、芯に当てる感覚を養える木製バットがおすすめです。

7. 売れ筋・人気おすすめランキング

売れ筋・人気おすすめランキング
売れ筋・人気おすすめランキング

ここからは人気の軟式バットをランキング形式で紹介します。

楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなどの売れ筋・人気ランキングから独断で、上図のようにおすすめランキングを作成しました。

第1位 バーストインパクトLW
(アシックス)

バーストインパクトLW
バーストインパクトLW

ジュラルミン製の金属バットで84cmにも関わらず、660gと軽いので初心者でも振りやすいです。

種類は金属バットに分類されますが打球部はウレタンなので、複合バット並みの飛距離が出ます。

アシックスのこのバットの売り文句は「オールインパクトエリア」です。文字通りミート幅が非常に広く、どこに当たっても飛んでいくバットです。

値段も2万円ぐらいと安く、複合バットの半額以下で手に入ります。

まさにコスパ最強のバットで、初心者には1番おすすめです

やきゅまる
やきゅまる
どれを買おうか悩んでいる人におすすめ

第2位 ビヨンドマックスレガシー
(ミズノ)

ビヨンドマックスレガシー
ビヨンドマックスレガシー

複合バットの代表的なビヨンドマックスシリーズの2021年最新モデルです。

とにかく飛距離が異次元です。楽天の口コミでは「ホームランを打ちました」と複数書かれています。

バランスはトップバランスの中でもさらにトップ気味です。

サイズは83cmからありますが、長打重視に振り切って85cmがおすすめです。85cmでも730gと平均くらいなので、長打重視のバットにしては振りやすいです。

またミート部分が広く、多少打ち損じてもかなり飛ぶので、ミートには自信がないけど飛ばしたい初心者の方にもおすすめです。

やきゅまる
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唯一のデメリットは値段が高い

第3位 レガートゼロ
(アシックス)

レガートゼロ
レガートゼロ

打球部分に空気を入れるという全く新しい感覚の2021年最新モデルのバットです。

空気圧で今までにない高反発をするので、上記のビヨンドマックスレガシー並みに飛距離が出ます

空気圧でバランス、打感を調整することが可能です。

抵抗無く打球が飛んでいく感じが独特なので、好みは分かれそうです。

特殊なバットで初心者にはあまりおすすめしませんが、飛距離がとにかく出したい方と、注目を浴びたい方にはおすすめです。

やきゅまる
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やっぱり値段が高いよね

第4位 BWT38784 森モデル
(ZETT)

BWT38784 森モデル
BWT38784 森モデル

ハードメイプルを使った玄人・練習用向け木製バットです。

モデルは2種類ありますが、グリップが太い森モデルがおすすめです。

トップバランスですが、グリップが適度に太いので、飛距離を維持しながら高い操作性があります。そのため森選手のように「しばき上げる」イメージがしやすいバットです。

性能の割に値段が非常に安いので練習用におすすめです。

やきゅまる
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コスパが良いね

第5位 ブラックキャノンV1
(ZETT)

ブラックキャノン V1
ブラックキャノン V1

ZETTの人気ブラックキャノンシリーズの2021年最新モデルです。

従来品の3層構造から4層構造に改良したことで、打球速度と飛距離が飛躍的にアップしました。

ミドルバランスの670gなので、非常に操作性が高く初心者・中距離向けです。

カーボン独特の弾きが強い打感で、芯で捉えた時の手応えが気持ち良いバットです。

1位のバーストインパクトLWに比べると、値段が少し高いので5位にしました。

まとめ

今回は一般軟式野球バットの「種類と選び方」、「人気おすすめランキング」を紹介しました。

第1位の「バーストインパクトLW」はコスパ最強なので初心者におすすめです。

お金に余裕がある方は第2位の「ビヨンドマックスレガシー」で圧倒的飛距離を体感して欲しいです。