第205回 【カブス】鈴木誠也選手の打撃分析(2021年)

2022年3月18日

鈴木誠也選手の総評
鈴木誠也選手の総評

2022年3月16日、鈴木誠也選手(27)がカブスと5年総額8500万ドル(約100億4900万円)で基本合意したと複数のメディア、米大リーグの公式サイトが伝えました。

今回はそんな「【カブス】鈴木誠也選手の打撃分析(2021年)」を紹介します。

使用したデータはスポナビライブ日本野球機構です。

1. 年度成績

打撃成績

鈴木誠也選手の年度別打撃成績
鈴木誠也選手の年度別打撃成績

本格的にレギュラーを獲得した2016年から6年連続で「3割」「25本塁打」「OPS.900」以上を達成していました。

2021年の成績は打率.31738本塁打OPS.1.072とキャリアハイの成績で、首位打者を獲得しました。

鈴木誠也選手の打撃の特徴はスイングのバランスが良く、「コンタクト能力が高い」「長打力がある」「三振が少ない」「四死球が多い」などが挙げられます。

やきゅまる
やきゅまる
2割9分打っていたのに「不振」扱いされたのにはビックリした

守備成績

鈴木誠也選手の年度別守備成績
鈴木誠也選手の年度別守備成績

プロ入り時は三塁なども守っていましたが、2015年からは右翼」を定位置としました。

守備総合評価のUZR1000はプラスが多く、守備能力は高いです。

走力があるので守備範囲は広く、特に肩が非常に強いのが鈴木誠也選手の特徴です。

やきゅまる
やきゅまる
肩が強いからMLBでもライトを守って欲しい

2. 対左右成績

左投手が得意

鈴木誠也選手の対左右成績(2021年)
鈴木誠也選手の対左右成績(2021年)

対左投手が打率.331、OPS1.204と左投手を得意にしています。

やきゅまる
やきゅまる
右投手も苦手なわけではないね

3. 得点圏成績

チャンスはやや苦手

鈴木誠也選手の得点圏成績(2021年)
鈴木誠也選手の得点圏成績(2021年)

得点圏が打率.295とチャンスはやや苦手にしています。

それでもOPS1.026と驚異的な数字でした。得点圏では四死球が非常に多いことから、際どい球が多くて打率が上がらなかったのかもしれません。

やきゅまる
やきゅまる
「チャンスに弱い」と言われていたけど、単純に勝負を避けられていたのが原因じゃないかな?

4. カウント別成績

初球○

鈴木誠也選手のカウント別成績(2021年)
鈴木誠也選手のカウント別成績(2021年)

打率.400、6本塁打と初球を得意としており、若いカウントで打率が高くて本塁打が多いです。

やきゅまる
やきゅまる
初球から甘い球は逃さないイメージ通りの成績だった

5. コース別成績

苦手なコースが無いハイボールヒッター

鈴木誠也選手のコース別成績(2021年)
鈴木誠也選手のコース別成績(2021年)

低めよりも高めの方が成績が良いハイボールヒッターです。

アウトコース、インコース共に成績はあまり変わらず、明らかな苦手なコースが無いです。

やきゅまる
やきゅまる
苦手なコースが無いのは凄いね

6. 球種別成績

苦手な球種が無い

鈴木誠也選手の球種別成績(2021年)
鈴木誠也選手の球種別成績(2021年)

ほとんどの球種が打率3割以上、OPS.900以上と満遍なく打っています。

唯一、フォークだけが打率.209、OPS.678ですが、MLB平均に比べると十分打っています。

以上のことから、鈴木誠也選手は明らかな苦手な球種が無いと言えます。

やきゅまる
やきゅまる
MLBの方が投球割合が多いツーシームも打っているね

7. 球速別成績

150km/h以上も打っている

鈴木誠也選手の球速別成績(2021年)
鈴木誠也選手の球速別成績(2021年)

140~155km/hのストレートはOPS.950以上とかなり打っています。

その中でもMLBで投球数が増える150~155km/hは打率.318、OPS.986と打っており、速い球への対応は問題無さそうです。

やきゅまる
やきゅまる
速い球は苦手では無さそう

8. 月別成績

5~6月は少し不振

鈴木誠也選手の月別成績(2021年)
鈴木誠也選手の月別成績(2021年)

2021年は5~6月はOPS.800以下と少し不振に陥りました。

この時期の印象が強いせいか、8月末になってもスポーツ新聞やネットの掲示板には「打撃不振」と書かれていました。

それ以外の月はOPS.1.000以上と好調で、特に9月は本塁打13本、OPS1.417と脅威的な数字です。

やきゅまる
やきゅまる
みんな鈴木誠也選手への期待値が高いよね

9. 打球方向別成績

プルヒッター

鈴木誠也選手の打球方向別成績(2021年)
鈴木誠也選手の打球方向別成績(2021年)

引っ張り率45%、本塁打26本とかなりのプルヒッターです。

ただし、打率はセンター方向の方が良いので、センター方向に打球が飛んでいる時の方が調子が良さそうです。

やきゅまる
やきゅまる
もっと逆方向に長打を打っていると思っていた

まとめ

鈴木誠也選手の総評
鈴木誠也選手の総評
まとめ

①打率.317、38本塁打、OPS.1.072とキャリアハイ
②守備能力も高い
③対左投手○
④チャンスはやや苦手(それでもOPS1.000超え)
⑤初球○
⑥苦手なコースが無いハイボールヒッター
⑦苦手な球種が無い
⑧150~155km/hも打率.318と得意
⑨5~6月は少し不振、9月はOPS1.417と大爆発
⑩プルヒッター

今回は「【カブス】鈴木誠也選手の打撃分析(2021年)」を紹介しました。

2021年の成績は打率.31738本塁打OPS.1.072とキャリアハイの成績で、首位打者を獲得しました。

守備範囲は広く、肩が非常に強いので、守備総合評価UZR1000もプラスで守備能力は高いです。

鈴木誠也選手の打撃の特徴は「コンタクト能力が高い」「長打力がある」「三振が少ない」「四死球が多い」「対左投手○」「チャンスはやや苦手」「初球○」「ハイボールヒッター」「プルヒッター」などが挙げられます。

特に「苦手なコースが無い」「苦手な球種が無い」というのは大きく、「150~155km/hの速球も得意」というのはMLBでも対応しやすそうです。

やきゅまる
やきゅまる
活躍して、日本人野手の評価を上げて欲しい