第315回 【DeNA】2023年新外国人トレイ・アンバギー選手の打撃分析
2022年12月23日、横浜DeNAベイスターズが新外国人選手として今季マリナーズ3Aでプレーしていたトレイ・アンバギー選手(28)を獲得したと発表しました。年俸は3500万円で背番号は未定。
今回はそんな「【DeNA】2023年新外国人トレイ・アンバギー選手の打撃分析」を紹介します。
使用するデータはBaseball SavantとFanGraphsです。
1. 基本情報
MLB経験は4打席のみ
経歴 | ニューヨーク・ヤンキース (2021) |
ポジション | 右翼、左翼、中堅 |
投打 | 右投右打 |
生年月日 | 1994年10月24日(28歳) |
身長 | 188 cm |
体重 | 95.3 kg |
21年7月にMLBに初昇格するも出場2試合のみで降格。
同年オフにレッズとマイナー契約して、2022年6月にマリナーズにトレードされ8月に自由契約となりました。
2. 年度成績
2022年は不調
3A通算で打率.261、39本塁打、OPS.785です。今季は3Aで打率.208、9本塁打、OPS.661と少し不調でした。
打撃の特徴は「左投手が得意」「プルヒッター」「フライヒッター」「春先に強い」「四死球と三振は平均的」などが挙げられます。
守備はメインが右翼、サブポジとして左翼と中堅を守った経験があります。右翼がメインで補殺がそこそこ多いことから肩は強い方だと考えられます。
過去2年で失策が1しかないことから平均以上の守備は期待出来そうです。
三塁打と盗塁の数を考えると走力は平均以上と考えられます。
3. 対左右成績
対左投手の方が得意
対左投手の打率.314、OPS.971と左投手を得意としています。
4. 得点圏成績
チャンスはやや得意
得点圏とそれ以外では得点圏の方が打率や長打率が良く、チャンスはやや得意です。
ただし、得点圏では三振率が高いです。
5. 月別成績
春男
2022年は5月までに本塁打7本(全9本中)と春先に調子が良いです。
同様に3A通算でも6月までに26本(全39本中)も打っていて春先に強いです。
6. 打球方向別成績
プルヒッター
打球の引っ張り率48%(MLB平均41%)とプルヒッターです。
ただ3Aの映像を見てるとライト方向にもホームランを打っていました。
7. 打球種類成績
超フライヒッター
フライ率38%(MLB平均23%)と非常に多く、かなりのフライヒッターです。
まとめ
①3A通算で打率.261、39本、OPS.785(254試合)
②2022年は不調
③四死球と三振は平均的
④補殺が多い(強肩?)
⑤失策少ない
⑥走力は平均以上
⑦左投手得意(対左.314)
⑧春男
⇒毎年春先に本塁打が多い
⑨プルヒッター
⇒引っ張り率48%(MLB平均41%)
⑩フライヒッター
⇒フライ率38%(MLB平均23%)
3A通算で打率.261、39本塁打、OPS.785です。今季は3Aで打率.208、9本塁打、OPS.661と少し不調でした。
打撃の特徴は「左投手が得意」「プルヒッター」「フライヒッター」「春先に強い」「四死球と三振は平均的」などが挙げられます。
守備はメインが右翼、サブポジとして左翼と中堅を守った経験があります。右翼がメインで補殺がそこそこ多いことから肩は強い方だと考えられます。
過去2年で失策が1しかないことから平均以上の守備は期待出来そうです。
三塁打の盗塁の数を考えると走力は平均以上と考えられます。
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