第455回【佐々木朗希】8回1失点12Kの今季最速162キロ(2024年5月17日日本ハム戦)
2024年5月17日、佐々木朗希投手がZOZOマリンスタジアムで日本ハム戦に登板。
8回を投げて106球、被安打3、四死球2、奪三振12、失点1でしたが勝敗は付きませんでした。
ストレートは今季最速の162km/h、平均球速158.3km/h。序盤から球威とストライク先行の圧倒的な投球でした。
今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2024年5月17日)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。
1. 球種・投球割合
スライダーを26%と多投
今回投じたのはストレート、フォーク、スライダーの3球種でした。
スライダーが26%と多投しました。
カーブは投球しませんでした。
左打者にもスライダー多投
左右ともにスライダーを多投しました。
2. コース別
ストレートは高めに多投
ストレートは高めに多投。
フォークの制球が良くて低めボールゾーンに決まっていました。
スライダーは右打者のアウトローへのボールが多かったです。
左打者は完璧に抑えた
左打者にはアウトコース中心でしたが、完璧に抑えました。
3. 球種別成績
空振率17%と高かった
ストライク率67%(NPB平均63%)、ゾーン内率49%(NPB平均46%)とストライクを多く取れました。
ストレートはゾーン内率61%、スライダーもゾーン内率54%と高かったです。
空振率も17%(今季平均12%)と高かったです。
4. 球速
今季最速の平均158.3km/h、最高162km/h
ストレートは今季最速の平均球速158.3km/h、最高球速162km/hと過去2年ぐらいの球速が出ていました。
160km/h超えは11球
ストレートは160km/h超えが11球でした。
5回以降は球速低下
4回までは平均159km/h前後を維持していましたが、5回以降は157km/h前後に低下。
8回は平均155.5km/hまで低下しました。
まとめ
①被安打3(左は被安打0)
②スライダーを26%と多投(右に49%)
③ストレートは高め中心
④フォークは低めボールゾーン
(ほぼベースの中)
⑤空振率17%と高い(今季平均12%)
⑥今季最速の平均158.3km/h、最速162km/h
⑦160km/h超えが11球
⑧5回以降は球速低下
平均球速158.3km/h
最高162km/h
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