第468回【佐々木朗希】7回無失点7Kで7勝目(2024年8月30日ソフトバンク戦)
2024年8月30日、佐々木朗希投手がZOZOマリンスタジアムでソフトバンク戦に登板。
7回を投げて101球、被安打3、四死球2、奪三振7、失点0で7勝目。
ストレートは平均球速158.2km/hと昨季ほどは球速が出ていませんでしたが、今季平均よりは速かったです。
5回~6回は変化球のみ(フォーク、スライダー)で4者連続三振と変化球の調子が良かったです。
今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2024年8月30日)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。
1. 球種・投球割合
スライダーを41%と多投
今回投じたのはストレート、フォーク、スライダーの3球種でした。
スライダーを41%と多投しましたが、ストレートは36%と今季最少でした。
カーブは投球しませんでした。
右打者の約6割がスライダー
右打者の59%がスライダーと多投していましたが、左打者にもスライダーが多かったです。
2. コース別
左打者へのストレートはほぼアウトコース
ストレートは左打者はほぼアウトコースが多かったです。
フォークは多くが低めボールゾーンに決まっていました。
スライダーは右打者にはインコースとアウトコースを使い分けていました。左打者はほぼアウトコースでした。
左打者は完璧に抑えた
左打者にはほぼアウトコースでしたが、完璧に抑えました。
3. 球種別成績
空振りが20個
ストライク率61%(NPB平均63%)、ゾーン内率43%(NPB平均46%)とゾーン内率が低かったです。
ストレートはゾーン内率50%(今季平均64%)とかなり低かったです。
フォークは空振率33%と高い(今季平均23%)です。
4. 球速
平均158.2km/h、最高161km/h
ストレートは平均球速158.2km/h、最高球速161km/hと今季平均以上ですが、2023年平均に比べるとまだ遅いです。
160km/h超えは5球
ストレートは160km/h超えが5球でした。
7回は平均157.3km/hと低下
1-4回は平均159km/h前後出ていましたが、5回は平均157km/hと球速が低下しました。
まとめ
①変化球のみで4者連続三振
②スライダーが41%と自己最多
③右打者には約6割がスライダー
④左打者にはほぼアウトコース
⑤空振りが20個と多かった
⑥160km/h越えが5球
⑦5回以降は球速低下
平均球速158.2km/h
最高161km/h
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