第473回【佐々木朗希】1失点10K完投で10勝目(2024年10月1日楽天戦)
2024年10月1日、佐々木朗希投手が楽天モバイルで楽天戦に登板。
7回を投げて108球、被安打5、四死球0、奪三振10、失点1(自責1)で10勝目。
初回にフォークの制球が定まらず暴投で先制されますが、二回以降はスライダーを多投して立て直しました。
今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2024年10月1日)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。
1. 球種・投球割合
スライダーを40%と多投
今回投じたのはストレート、フォーク、スライダーの3球種でした。
前回同様にスライダーを40%と多投、ストレートは24%と今季最少でした。
カーブは投球しませんでした。
左打者にもスライダー
右打者の47%がスライダーと多投、左打者にもスライダーが37%と多かったです。
2. コース別
インコースにもストレート
ストレートはいつもよりインコースが多かったです。
フォークは途中から制球が良くて低めボールゾーンに決まっていました。
スライダーはいつもよりゾーン内への投球が多かったです。
左打者に4被安打
5安打中4安打が左打者で4角を打たれました。
3. 球種別成績
打たれたのは全てストレート
ストライク率69%(NPB平均63%)、ゾーン内率57%(NPB平均46%)とゾーン内率が高かったです。
特にストレートはゾーン内率72%と高かったですが、全ての安打がストレートでした。
スライダーはいつもよりストライク率、ゾーン内率が高かったです。
4. 球速
平均153.8km/h、最高157km/h
ストレートは平均球速153.8km/h、最高球速157km/hと今季平均以下でした。
160km/h超えは0球、150km/h以下は3球
ストレートは160km/h超えが0球、150km/h以下は3球でした。
尻上がりに球速上昇
2回は151.5km/hでしたが、尻上がりに球速が上昇して9回は平均157km/hまで球速が上昇しました。
まとめ
①2試合連続の10奪三振
②自身初の二桁勝利
③2年ぶりの完投
④スライダー40%と多投
⑤左打者にもスライダー多投
⑥スライダーのストライク率が高い
⑦被安打は全てストレート
⑧尻上がりに球速上昇
平均球速153.8km/h
最高157km/h
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