第339回 【侍ジャパン】WBC上位国の2022年成績(視覚化・平均球速・球種など)
2023年2月10日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する20チームの最終ロースター30人が米専門テレビ局の生放送で発表されました。
今回はそんな「WBC上位国の2022年成績」を比較して紹介します。
各国の詳細な個人成績は下記の過去記事を参照して下さい。
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使用するデータは下記サイトを参考にしています。
NPB公式サイト
Sportsnavi
日刊スポーツ
STATIZ
Baseball Savant
0. 成績の補正
MLBやNPBなど違うリーグ成績を比較するため下記の条件でNPB成績などを補正しました。
①NPBは千賀投手、吉田正尚選手の予想データから補正
②KBOはリュヒョンジュン投手、キムハソン選手のデータで補正
③メキシコリーグはオスナ投手のデータで補正
④キューバリーグ、マイナー選手の成績は除外して計算
⑤上記④の場合でも平均球速については過去3年にMLBかNPBに所属して場合は直近のデータ使用
1. 国別成績の視覚化
数字が苦手な人でもひと目でチームの長所と短所が分かるように視覚化してみました。
上半分が打撃成績、下半分が投手成績です。
成績は他国との相対評価で1位が「5」、最下位が「1」になっています。
2. 投手成績
アメリカと日本が全体的に優秀です。
中南米3カ国は平均球速が速く奪三振率も高いですが、与四死球率も悪いです。
韓国は与四死球率が良いですが、平均球速が遅く奪三振率が低いです。
3. スタメン打撃成績
ドミニカ共和国の豪華打線の方が強力という意見もありますが、2022年成績ではアメリカが圧倒的な数字です。
4. 球種割合
AB組はストレート、CD組はツーシームの球種割合が高いです。
5. 平均球速
やはり平均球速の上位はD組の3カ国です。
日本はMLB平均くらいの球速ですが、2017年代表に比べると平均球速が飛躍的に上がったことが分かります。
また先発だと日本は3位で、さらに4本柱に限れば平均球速154.9km/hとトップになります。
キューバのNPB3救援投手は平均球速153.7km/hと球速では世界レベルです。
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