第446回 【佐々木朗希】7回2失点7Kで2勝目(2024年4月14日楽天戦)
2024年4月14日、佐々木朗希投手が楽天モバイルパークで楽天戦に登板。
7回を投げて106球、被安打3、四死球3、奪三振7、失点2(自責1)で2勝目。
ストレートは平均球速153.5km/hと過去3年で一番遅かったですが、フォークは低めに制球されていました。
今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2024年4月14日)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。
1. 球種・投球割合
スライダーを24%と多投
今回投じたのはストレート、フォーク、スライダーの3球種でした。
スライダーが24%と多投しました。
カーブは投球しませんでした。
左打者にもスライダー多投
左右ともにスライダーを多投しました。
3回以外は球数を抑えられた
3回以外は球数を抑えられました。
2. コース別
フォークが低めボールゾーン
ストレートは右打者には真ん中の高さに多投、左打者にはアウトコースへの投球が多かったです。
フォークの制球が良くて低めボールゾーンに決まっていました。
スライダーは左打者のアウトコースへのボールが多かったです。
真ん中付近を打たれた
浅村選手の本塁打も含めて真ん中付近を打たれました。
3. 球種別成績
空振率5%と低かった
ストライク率65%(NPB平均63%)、ゾーン内率65%(NPB平均46%)と佐々木朗希投手にてしてはストライク率が低かった。
ストレートはゾーン内率65%もある反面、フォークのゾーン内率19%でした。
全体の空振率5%と低かった(今季平均15%)です。
4. 球速
平均153.5km/h、最高159km/h
ストレートは平均球速153.5km/h、最高球速159km/hと過去3年で一番平均球速が遅かったです。
160km/h超えは0球
ストレートは160km/h超えが0球で、昨年の平均球速159.1km/hより全球が遅かったです。
7回は151.6km/hまで低下
7回に平均151.6km/hまで低下しました。
まとめ
①スライダーを24%と多投
②左打者にもスライダー多投
③3回以外は球数を抑えられた
④左はアウトコース中心
⑤フォークは低めに制球
⑥空振率5%と低かった(今季平均15%)
⑦過去3年で一番遅い平均球速
⑧160km/h超えが0球
⑨7回は151.6km/hまで低下
平均球速153.5km/h
最高159km/h
ディスカッション
コメント一覧
毎回、素晴らしいデータの数々に感服しております。
私もスポーツナビの表示をエクセルに張り付け、たまにデータ化することがあるのですが、
なかなか面倒になってしまいます。
やきゅまるさんのおかげで、これまでで一番遅い平均球速をしっかり見ることができました。
ありがとうございます。
朗希のまっすぐが、過去に例のない140キロ台が5球もあって、朗希でないような気がしてました。
早く160キロ台が見たいですね(^^ゞ