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第8回 【メジャー(MLB)右投手】カウント別投球割合

2023年2月9日

前回からの続きで2020年のメジャー(MLB)右投手のトラックマンデータの解析結果を紹介したいと思います。
分量が多いので数回に分けて紹介します。今回は「カウント別投球割合」です
データの取得とCSVファイルの説明については過去記事を参考にして下さい。

第1回 メジャー(MLB)投手のトラックマンデータ取得方法(csvファイル)
第5回 メジャー(MLB)投手のトラックマンデータ(csvファイル)の説明
第6回 メジャー(MLB)右投手の球種、投球割合
第7回 メジャー(MLB)右投手のコース別投球割合


1. コースの説明

Baseball Savantのコース番号(捕手目線)

Baseball Savantではコース(ゾーン)を13個に分けて記録。
例えば「1」は右打者のインハイのストライクゾーンです。
「10」は空番でどのコース(ゾーン)でもありません。

2. カウント別投球割合

カウント別投球割合(右打者)
カウント別投球割合(左打者)

ストレート、ツーシーム、カットボールの速い球種は、ボール先行のカウントだと投げる割合が増加
逆にスプリット、チェンジアップ、スライダー、カーブ、ナックルカーブは
ストライク先行のカウントだと投げる割合が増え、決め球に使用されやすい
特にスプリットは2ストライクからの決め球で使用

左打者はチェンジアップで、1ストライクでの割合が高くなる。
これは決め球に向けて、打者の感覚を狂わせる意図だと思います。
スプリットも右打者ほど1ストライクと2ストライクの差がありません。

やきゅまる
チェンジアップの使い方が左右で一番違うね

カウント別の投球割合(0-0)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_0-0
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_0-0

カウント別の投球割合(0-1)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_0-1
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_0-1

カウント別の投球割合(0-2)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_0-2
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_0-2

カウント別の投球割合(1-0)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_1-0
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_1-0

カウント別の投球割合(1-1)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_1-1
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_1-1

カウント別の投球割合(1-2)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_1-2
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_1-2

カウント別の投球割合(2-0)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_2-0
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_2-0

カウント別の投球割合(2-1)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_2-1
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_2-1

カウント別の投球割合(2-2)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_2-2
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_2-2

カウント別の投球割合(3-0)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_3-0
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_3-0

カウント別の投球割合(3-1)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_3-1
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_3-1

カウント別の投球割合(3-2)

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(右打者・2020年)_3-2
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合(左打者・2020年)_3-2

3. まとめ

今回は2020年のメジャー(MLB)投手のトラックマンデータの解析結果として、
メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合」を紹介しました。

メジャー(MLB)右投手のカウント別投球割合

・ストレート、ツーシーム、カットボールの速い球種は、ボール先行のカウントだと投げる割合が増加

・チェンジアップは、左打者には1ストライクでの割合が高い

・スプリット、スライダー、カーブ、ナックルカーブは決め球に使用されやすい

次回は「メジャー(MLB)右投手のコース別被打率、被本塁打」を紹介する予定です。