第108回 【侍ジャパン】東京五輪日本代表24人が内定(成績・背番号・予想オーダーなど)
野球日本代表「侍ジャパン」の内定選手24人が6月16日、稲葉監督から発表されました。
今回は「東京五輪日本代表24人の成績・背番号・予想オーダーなど」を紹介します。データは日本野球機構と株式会社DELTAのデータを使用しています。
投手11名
投手は田中将大、菅野、山本由伸、大野、森下、青柳、岩崎、中川、山崎、平良、栗林(敬称略)の計11名が選ばれました。
初選出が5名と多く、今シーズンの調子が考慮された印象です。ネットで「田中投手、菅野投手は調子が悪いのだから選ぶべきじゃない」などという意見を目にしますが、「逆に調子が悪くて防御率2点台の投手は選ぶべきなのでは?」と思いました。
先発は田中将大投手、菅野投手、山本由伸投手の三本柱で、第二先発は大野投手、森下投手、青柳投手が務めそうです。青柳投手は状況によっては対右のスペシャリストとしても起用されそうです。
会見で稲葉監督は「抑えについてはギリギリまでは決めない。」と語られていましたが、各チームでの役割を考えると7回は山崎投手、8回は平良投手、9回は栗林投手が軸になりそうです。そこに状況によって左打者に岩崎投手、中川投手を当てていく形だと思います。
ただ山崎投手、平良投手、中川投手は抑えの経験も豊富なので上記はあくまで軸で、臨機応変に投手起用を行いそうです。また日程などによっては、決勝は山本由伸投手を抑えにするかもしれません。
野手13名
野手は甲斐、會澤、栗原、浅村、山田、菊池、村上、坂本、源田、吉田正尚、柳田、鈴木誠也、近藤(敬称略)の計13名が選ばれました。
正捕手は甲斐選手、第二捕手は會澤選手、第三捕手は栗原選手が務めそうです。栗原選手は捕手だけでなく、右翼と一塁と三塁のバックアップまどユーティリティな活躍が期待されます。
内野は三塁が村上選手、遊撃が坂本選手の可能性が高く、一二塁を浅村選手、菊池選手、山田選手の調子が良い選手を使うことになりそうです。
そして圧倒的な守備力を誇る源田選手は内野全般の守備固めと代走での活躍が予想されます。
外野は順当にいけば左翼が吉田正尚選手、中堅が柳田選手、右翼が鈴木誠也選手だと思います。
吉田正尚選手をDHで使う場合は近藤選手は左翼での出場が主になりそうですが、いざという時は三塁や捕手も守るユーティリティ性が期待されます。
予想オーダー
予想オーダーはスポーツ新聞の各紙もバラバラなくらい、色んなオーダーを組める選手が集まっています。今回は稲葉監督の過去の発言から予想オーダーを考えました。
稲葉監督はプレミア12を基にチームを考えると言われてきたので、オーダーもプレミア12から大きく変わらないと考えられます。
まずは4番ですが、今年初めのインタビューで「4番鈴木誠也選手」を稲葉監督は明言されていますので、ほぼ決まりだと思います。
次に5番はプレミア12で「4番鈴木誠也」と共に機能したチャンスに強い浅村選手が5番だと思います。
稲葉監督は「2番」「9番」を重要視している発言もされおり、特に「2番」は経験豊富で野球センスが高い選手を選ぶと考えられます。
そのため2番は坂本選手、9番は捕手ではなく菊池選手だと思います。そのため正捕手の甲斐選手は8番。
今回の会見で稲葉監督は山田選手に「スピード」、柳田選手に「パワー&スピード」を求めていることから、1番は山田選手、3番は柳田選手だと思います。
残りは6番と7番ですが、今シーズンも調子が良い吉田正尚選手と村上選手が考えられます。
忘れがちですが、村上選手はまだ21歳であり、大学日本代表4番だった吉田正尚選手と比べると経験が浅いことから、6番吉田正尚選手、7番村上選手だと思います。
以上で打順は決まり、それに伴い自ずと守備位置も決まりました。唯一迷ったのは一塁とDHですが、「プレミア12の決勝でも同じだった」「二塁のUZRが山田選手の方が高い」ことから一塁を山田選手、DHを浅村選手にしました。
まとめ
今回は「東京五輪日本代表24人の成績・背番号・予想オーダーなど」を紹介しました。
今回考えた予想オーダーの場合、控えは第二捕手の會澤選手、ユーティリティな栗原選手と近藤選手、代走・守備固めの源田選手の4名とバランスが良いので、こうなる可能性は高いのではないかと思います。
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