第231回 【オリックス】2022年新外国人ジョー・マッカーシー選手の打撃分析
2022年4月15日、オリックスが新外国人ジョー・マッカーシー選手(28)と基本合意したとの報道がありました。
その後、4月23日にオリックスが正式に獲得したと発表しました。
そのため、今回は「【オリックス】2022年新外国人ジョー・マッカーシー選手の打撃分析」を紹介します。
使用するデータはBaseball SavantとFanGraphsです。
基本情報
メジャー経験がほぼ無い
所属球団 | レイズ傘下マイナー (2015 – 2019) サンフランシスコ・ジャイアンツ (2019 – 2021) |
ポジション | 右翼手、左翼手、一塁手、中堅手 |
投打 | 左投左打 |
生年月日 | 1994年2月23日(28歳) |
身長 | 190.5 cm |
体重 | 99.8 kg |
打撃成績は上昇傾向
3A通算では打率.255、OPS.819とそれほど打っていませんが、四死球は多いです。2021年と2022年スプリングトレーニングの打撃成績は上昇傾向です。
2021年は74試合で打率.305、本塁打15本、OPS.926の成績を残しました。
2022年スプリングトレーニングは10試合で14打数8安打と打率.571、本塁打3本、OPS2.041と打ちまくりましたが、残念ながらチームの野手層が厚く、40人枠から漏れていました。
守備は右翼と左翼をメインに、一塁と中堅も守れますが、守備率は平均的です。
「毎年盗塁する」「毎年三塁打も打つ」「中堅手も守っている」ことを考えると、走力は平均くらいと考えられます。
対左投手はやや苦手
対左投手の打率.283、OPS.846とやや苦手としています。
チャンスは得意
得点圏は打率.318、OPS.906と得意としています。
ただ、長打率は得点圏で低くなっていて、2022年のスプリングトレーニングも本塁打は全て得点圏以外です。
広角打法
2021年は逆方向38%、過去3年も逆方向の比率が高く、広角に打っています。
フライヒッター
3A通算のフライ率が39%と高いことから、かなりのフライヒッターと言えます。
初球〇
MLB2022年スプリングトレーニングのカウント別の成績です。
14打数中9打数が初球打ちと積極的で、初球は打率.667とかなり初球に強いです。
その一方で5四死球もあるので、やみくもに振っているわけではなく、選球眼も良さそうです。
まとめ
①メジャー経験はほぼ無し
②守備は外野と一塁
③打撃は近年上昇傾向
④四死球が多い
⑤守備と走塁は平均くらい
⑥対左投手はやや苦手
⑦チャンスは得意
⑧広角打法
⑨フライヒッター
⑩初球〇
今回は「【オリックス】2022年新外国人ジョー・マッカーシー選手の打撃分析」を紹介しました。
2021年は74試合で打率.305、本塁打15本、OPS.926の成績を残しました。
2022年スプリングトレーニングは10試合で14打数8安打と打率.571、本塁打3本、OPS2.041と打ちまくりましたが、残念ながらチームの野手層が厚く、40人枠から漏れていました。
守備は右翼と左翼をメインに、一塁と中堅も守れますが、守備率は平均的です。
「毎年盗塁する」「毎年三塁打も打つ」「中堅手も守っている」ことを考えると、走力は平均くらいと考えられます。
打撃の特徴は「四死球が多い」「対左投手はやや苦手」「チャンスは得意」「広角打法」「フライヒッター」「初球〇」です。
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