第301回 【中日】2023年新外国人アリスティデス・アキーノ選手の打撃分析

2023年1月11日

アリスティデス・アキーノ選手の総評
アリスティデス・アキーノ選手の総評

2022年11月28日、中日が新外国人選手としてレッズからFAになっていたアリスティデス・アキーノ選手(28)を獲得したと発表しました。

アキーノ選手は今季80試の出場ながら「MLB2位の12補殺を記録した最速164km/hの強肩」と「MAX打球速度190km/hの打撃」を兼ね備えたMLBトップクラスの強肩強打の外野手です。

今回はそんな「【中日】2023年新外国人アリスティデス・アキーノ選手の打撃分析」を紹介します。

使用するデータはBaseball SavantFanGraphsです。

2023年新外国人の記事一覧

やきゅまる
やきゅまる
かなりの強肩だから楽しみ

1. 基本情報

MLBトップクラスの強肩強打

所属球団シンシナティ・レッズ (2018 – 2022)
ポジション右翼、左翼、中堅
投打右投右打
生年月日1994年4月22日(28歳)
身長195 cm
体重108 kg
基本情報

2. 年度成績

高い本塁打率

アリスティデス・アキーノ選手の年度別成績
アリスティデス・アキーノ選手の年度別成績

MLB通算で打率.21141本塁打OPS.719で、3A通算106試合で打率.30037本塁打OPS1.018です。

打撃の特徴は「チャンスが得意」「プルヒッター」「フライが多い」「打球速度が速い」「三振が多い」などが挙げられます。

守備はメインが右翼、サブポジとして左翼中堅を守った経験があります。失策はやや多いですが守備範囲が広いタイプでMLB2位の12補殺を記録した最速164km/hの強肩送球の正確さを兼ね備えてます。

「1塁までの到達タイム」や「スプリントスピード」の数字から走力は平均以上と考えられます。走力のわりには盗塁が少ないですが、盗塁成功率は高いです。

やきゅまる
やきゅまる
ポテンシャルが高いね

3. 対左右成績

対右投手の方が得意

アリスティデス・アキーノ選手の対左右成績(MLB2018-2022年)
アリスティデス・アキーノ選手の対左右成績
(MLB2018-2022年)

対右投手のOPS.739とNPB平均以上で、右投手を得意としています。

一方、左投手はOPS.672と左投手はやや苦手です。

やきゅまる
やきゅまる
左投手に苦戦しそうだね

4. 得点圏成績

チャンスは得意

アリスティデス・アキーノ選手の得点圏成績(MLB2018-2022年)
アリスティデス・アキーノ選手の得点圏成績
(MLB2018-2022年)

得点圏とそれ以外では得点圏の方が成績が良く、チャンスは得意です。

特に長打率が高くなっています。

5. カウント別成績

1ストライク〇

アリスティデス・アキーノ選手のカウント別成績(MLB2018-2022年)
アリスティデス・アキーノ選手のカウント別成績
(MLB2018-2022年)

明らかに初球やボール先行での成績が良いです。また0ストライクより1ストライクの成績が良い珍しいタイプです。

また初球の打数が多いことから分かるように、初球スイング率が42.1%(MLB平均29.5%)と積極的に振ってくるタイプです。

6. コース別成績

悪球打ち

アリスティデス・アキーノ選手のコース別成績(MLB2018-2022年)
アリスティデス・アキーノ選手のコース別成績
(MLB2018-2022年)

左右どちらもホームラン数から分かるようにローボールヒッターです。

右投手の高めはボールゾーンをホームランにしている悪球打ちタイプです。

やきゅまる
やきゅまる
際どいコースは打てなさそうだね

7. 球種別成績

ストレートが得意

アリスティデス・アキーノ選手の球種別成績(MLB2018-2022年)
アリスティデス・アキーノ選手の球種別成績
(MLB2018-2022年)

ストレートカーブ系は得意そうです。

一方、スプリットチェンジアップなどの落ちる球は苦手そうです。

やきゅまる
やきゅまる
スライダーも苦手そうだね

8. 打球方向別成績

超プルヒッター

アリスティデス・アキーノ選手の打球方向別成績(MLB2018-2022年)
アリスティデス・アキーノ選手の打球方向別成績
(MLB2018-2022年)

引っ張り率の46.2%、ホームランも27本がレフト方向であることから超プルヒッターです。

ライト方向にもホームランがありますが、2022年はライト方向の長打0本(1塁線のゴロ除く)でした。

やきゅまる
やきゅまる
バンテリンドームだから右にも長打を打って欲しいね

9. 打球種類

フライヒッター

アリスティデス・アキーノ選手の打球種類(MLB2018-2022年)
アリスティデス・アキーノ選手の打球種類
(MLB2018-2022年)

フライ率29%(MLB平均23%)と多いフライヒッターです。

10. 打球速度・角度

打球速度が速くてバレル率が高い

アリスティデス・アキーノ選手の打球速度と角度(MLB2018-2022年)
アリスティデス・アキーノ選手の打球速度と角度
(MLB2018-2022年)

凡打の打球速度はMLB中央値より遅いですが、捉えた時の打球速度は速くてMAX打球速度は190km/hとMLBトップクラスです。

一方、打球角度も高くバレル率11.3%と高いです。

まとめ

アリスティデス・アキーノ選手の総評
アリスティデス・アキーノ選手の総評
まとめ

①MLB通算.211、41本、OPS.719
②3A通算.300、37本、OPS1.018(106試合)
③三振が多い
④MLB2位の12補殺
⑤最速164km/hの超強肩
⑥走力は平均以上
⑦右投手やや得意
⑧チャンス得意
⑨初球スイング率が42.1%(MLB平均29.5%)
⑩1ストライク〇
⑪悪球打ち
⑫ローボールヒッター
⑬ストレートが得意
⑭引っ張り率46.2%(MLB平均37%)
⑮2022年はライト方向の長打0本
⑯フライヒッター
⑰MAX打球速度190km/h
⑱バレル率11.3%と高い

今回は「【中日】2023年新外国人アリスティデス・アキーノ選手の打撃分析」を紹介しました。

MLB通算で打率.21141本塁打OPS.719で、3A通算106試合で打率.30037本塁打OPS1.018です。

打撃の特徴は「チャンスが得意」「プルヒッター」「フライが多い」「打球速度が速い」「三振が多い」などが挙げられます。

守備はメインが右翼、サブポジとして左翼中堅を守った経験があります。失策はやや多いですが守備範囲が広いタイプでMLB2位の12補殺を記録した最速164km/hの強肩送球の正確さを兼ね備えてます。

「1塁までの到達タイム」や「スプリングトレーニング」の数字から走力は平均以上と考えられます。走力のわりには盗塁が少ないですが、盗塁成功率は高いです。