第450回 【佐々木朗希】7回3失点4Kで1敗目(2024年4月23日ソフトバンク戦)
2024年4月23日、佐々木朗希投手が本拠地ZOZOマリンでソフトバンク戦に登板。
7回を投げて105球、被安打5、四死球2、奪三振4、失点3(自責2)で今季初黒星。
ストレートは平均球速157.7km/hと復調しましたが、珍しくフォークが打たれました。
今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2024年4月23日)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。
1. 球種・投球割合
スライダーを22%と多投
今回投じたのはストレート、フォーク、スライダーの3球種でした。
スライダーが24%と多投しました。
カーブは投球しませんでした。
左打者にもスライダー多投
左右ともにスライダーを多投しました。
2. コース別
ストレートは左打者のインコースにも
ストレートは右打者にはアウトハイに多投、今季ほとんど投球しなかった左打者のインコースも多かったです。
フォークの制球が良くて低めボールゾーンに決まっていました。
スライダーは右打者のアウトコースへのボールが多かったです。
左打者のアウトコースを打たれた
左打者に上手くアウトコースを打たれました。
3. 球種別成績
ストレートの空振率14%と高かった
ストライク率64%(NPB平均63%)、ゾーン内率53%(NPB平均46%)と佐々木朗希投手にてしてはストライク率とゾーン内率が低かったです。
ストレートはゾーン内率67%もある反面、フォークのゾーン内率24%でした。
ストレートの空振率14%と高かったです。(今季平均5%)
珍しくフォークを3本も打たれました。
4. 球速
平均157.7km/h、最高161km/h
ストレートは平均球速157.7km/h、最高球速161km/hと昨年に近い平均球速に復調しました。
160km/h超えは2球
ストレートは160km/h超えが2球で、全球155km/h以上でした。
7回も156.8km/hと球速維持
7回も平均156.8km/hと極端な球速低下は無く、最後まで球速を維持しました。
まとめ
①スライダーを22%と多投
②左打者にもスライダー多投
③ストレートを左のインコースにも投球
④フォークは低めに制球
⇒少し高いフォークは打たれた
⑤ストレートの空振率14%と高い(今季平均5%)
⑥スライダーは被安打0
⑦平均球速が復調
⑧160km/h超えが2球
⑨7回も球速維持
平均球速157.7km/h
最高161km/h
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません