第79回 【澤村拓一】ストレートがシュートライズ化!(2021年4月2日、4日、6日投球分析)
5. ストレートがさらにシュートライズ化
![澤村拓一投手の変化量](https://yakyumaru.com/wp-content/uploads/2021/04/澤村拓一投手の変化量.png)
スプリングトレーニングに比べると回転数が増加した影響で、ストレートのホップ成分とシュート成分が4cm以上増加しています。
スプリットは変化が安定していないので、制球に苦しんでいるのが変化量からも分かります。
スライダーはスプリングトレーニングに比べると変化量が減少しています。
![やきゅまる](https://yakyumaru.com/wp-content/uploads/2021/01/character_sports_baseball.png)
6. 全球種の空振率がメジャー平均以上
![澤村拓一投手の空振り率](https://yakyumaru.com/wp-content/uploads/2021/04/澤村拓一投手の空振り率.png)
7. リリースポイントは安定
2021春、メジャー平均との比較
![澤村拓一投手のリリースポイント](https://yakyumaru.com/wp-content/uploads/2021/04/澤村拓一投手のリリースポイント-1024x508.png)
リリースポイントはスプリングトレーニングから変わらず、安定しています。
8. やはり制球力が課題
![澤村拓一投手のベース上の位置](https://yakyumaru.com/wp-content/uploads/2021/04/澤村拓一投手のベース上の位置-1024x509.png)
スプリングトレーニングと比べると、ストレートは少しストライクゾーンに投げれています。しかし、全体としてはストライクゾーンへの投球率は35%しかありません。
澤村投手のように球威と変化球のキレがあり、ストライクゾーンで勝負出来る投手は50%は超えたいところです。
9. まとめ
①スライダーを多投
②ストレートの回転数が増加してシュートライズ化
③全球種の空振率がメジャー平均以上
④制球力が課題
今回は「澤村拓一投手の投球分析(2021年4月2日、4日、6日)」を紹介しました。
スライダーを多投することで右打者を抑えており、ストレートは回転数が増加してシュートライズ化していました。全球種の空振率がメジャー平均以上と持ち味を出せていますが、課題の制球力は改善されていませんでした。
![やきゅまる](https://yakyumaru.com/wp-content/uploads/2021/01/character_sports_baseball.png)
おまけ
今日(現地時間4月11日)、5日ぶりに登板しました。四球でランナーを出しましたが、連続無失点が4試合に伸びました。
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