第167回 【巨人】2022年新外国人アダム・ウォーカー選手の打撃分析

2023年2月9日

アダム・ウォーカー選手の総評

2021年12月6日、巨人がメジャー経験の無い米独立リーグのアダム・ウォーカー外野手(30)をリストアップしたという報道が出ました。

その後、2021年12月15日に正式に獲得したと発表がありました。

そのため、今回は「【巨人】2022年新外国人アダム・ウォーカー選手の打撃分析」を紹介します。

使用するデータはBaseballReferenceBaseball SavantFanGraphsです。

やきゅまる
やきゅまる
メジャー経験が無くてスタットキャストのデータが無いから、あまり分析出来なかった

2022年新外国人の記事一覧

基本情報

メジャー経験が無い独立リーガー

所属球団
(3A)
ミネソタ・ツインズ (2012 – 2016)
ボルチモア・オリオールズ (2017)
シンシナティ・レッズ (2017)
アトランタ・ブレーブス (2017)
所属球団
(独立)
カンザスシティ・ティーボーンズ (2018)
ミルウォーキー・ミルクメン (2019 – 2021)
ポジション外野手
投打右投右打
生年月日1991年10月18日(30歳)
身長196 cm
体重104 kg
基本情報

打撃成績が上昇傾向

アダム・ウォーカー選手の年度別打撃成績
アダム・ウォーカー選手の年度別打撃成績

2016年は3Aで27本塁打OPS.784とまずまずの成績でしたが、とにかく三振が202と多いです。

2019年からは米独立リーグのミルクマンに所属して、徐々に打撃成績が向上しています。今季は打率.320、33本塁打で本塁打王2年連続のMVPを獲得。101打点はリーグ2位と勝負強く、24盗塁は同7位タイと走力もあります。

また課題の三振も三振率2016年38.0%2021年19.6%と大幅に改善されています。四死球は平均並です。

やきゅまる
やきゅまる
三振が減ったのは実力なのか、投手レベルの低下かは分からないけどね

守備は平均くらい

アダム・ウォーカー選手の年度別守備成績
アダム・ウォーカー選手の年度別守備成績

主なポジションはレフトです。

センター、ライトも守っています。

失策は2016年に5個あり、そこまで守備は上手く無い可能性があります。

やきゅまる
やきゅまる
平均くらいは守れそう

プルヒッター

アダム・ウォーカー選手の打球方向別成績(3A2016-2017年)
アダム・ウォーカー選手の打球方向別成績(3A2016-2017年)

2年連続引っ張りが49%と非常に高く、典型的なプルヒッターです。

ただ今季の独立リーグの全ホームランを映像で見ると、逆方向にもホームランを打っています。

アダム・ウォーカーの2021年全ホームラン(独立)

フライボーラー

アダム・ウォーカー選手の年度別の打球種類比率
アダム・ウォーカー選手の年度別の打球種類比率

2016年が40%、2017年が36%と非常にフライ率が高いフライボーラーです。

やきゅまる
やきゅまる
打球に角度がつけれるのは長所だね

まとめ

アダム・ウォーカー選手の総評
アダム・ウォーカー選手の総評
まとめ

①メジャー経験が無い独立リーガー
②33本塁打を放ち、本塁打王と2年連続のMVP
③四死球は平均、三振は非常に多い
④三振率2016年38.0%→2021年19.6%と大幅に改善
⑤守備は平均くらい
⑥24盗塁と走力は平均以上
⑦プルヒッター
⑧フライボーラー

今回は「【巨人】2022年新外国人アダム・ウォーカー選手の打撃分析」を紹介しました。

メジャー経験が無い独立リーガー、プルヒッターフライボーラーです。

今季は打率.32033本塁打で本塁打王2年連続のMVPを獲得。101打点はリーグ2位と勝負強く、24盗塁は同7位タイと走力もあります。

課題の三振も三振率2016年38.0%2021年19.6%と大幅に改善されています。四死球は平均並です。

やきゅまる
やきゅまる
打率、三振率が大幅に改善された今季が実力なら、かなり期待出来そう