第191回 【小ネタ】ハンカチ世代の打順を組んでみた(2021年成績一覧)
今回は2021年の成績でハンカチ世代の打線を組んでみました。また打線だけでなく、控え野手や先発やリリーフなども考えてみました。
ハンカチ世代の定義は「生年月日が1988年4月2日~1989年4月1日」で、2021年に在籍していた外国人選手も含みます。
成績は2021年度 公式戦成績 | NPB.jp 日本野球機構とFanGraphsを引用しました。
2020年については下記の過去記事を見てください。
1. 打線
打線は昨年とほぼ同じで、DHで福田選手を追加しました。
2020年はスタメン8人で平均打率.291、130本、462打点を誇っていた超強力打線ですが、2021年は9人で平均打率.271、116本、416打点の打線にスケールダウンしました。
ただ、全体的には守備能力はまだまだ高いです。
2. 控え野手
2020年は17本塁打のボーア選手、24本塁打のロメロ選手など強力な代打陣がいましたが、2021年はそこまでの代打の切り札はいません。また、控え野手の大半が退団または引退してしまいました。
ただ、残った堂上直倫選手、福田秀平選手、木村文紀選手は走攻守で能力の高いユーティリティプレイヤーなので、2022年はまだまだ活躍してくれると思います。
3. 先発陣
我らがハンカチ王子こと斎藤佑樹投手が2021年にとうとう引退してしまいました。
先発陣全体としては2020年はサイヤング2位の前田健太投手、沢村賞の大野雄大投手など日米で活躍しましたが、2021年は全員が負け越しでした。2020年が平均防御率3.49で33勝24敗、2021年が平均防御率3.68で24勝34敗でした。
ただ田中将大投手、大野雄大投手、石川歩投手などは防御率とWHIPは優秀なので、対戦相手がエース級だっただけで実力が落ちた訳では無さそうです。
4. リリーフ陣
2020年の最多セーブの増田投手は調子を落としましたが、デラロサ投手や石山投手や澤村投手などは戦力として十分な活躍でした。
ただ、その他の投手はあまり戦力にはなれず、戦力外や育成契約、または独立リーグへの移籍になってしまいました。
5. まとめ
①2020年から投打共にスケールダウン
②スタメンは平均打率.271、116本、416打点の打線
③控えの大半が退団
④斎藤佑樹投手が引退
⑤先発陣は平均防御率3.68で24勝34敗
2020年から投打共にスケールダウンしましたが、それでもスタメンは平均打率.271、116本、416打点の強力打線です。
また、先発の4本柱は負け越しましたが、4人での平均防御率は3.41と悪くないので、2022年はまたエース級の活躍が期待出来ます。
年齢による衰退を感じるにはまだ早いので、2022年は全員が2021年以上の成績を残すことを期待しています。
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