第232回 【佐々木朗希】3試合連続完全投球ならず(2022年4月24日投球分析)
2022年4月24日、佐々木朗希投手が京セラドーム大阪でのオリックス戦で先発。試合前時点で17イニング連続無安打中で、サイ・ヤング投手の連続無安打記録の24回の更新が期待されましたが、初回初球を福田周平選手にライト前ヒットを打たれました。
5回を投げて90球、被安打6、四死球5、奪三振4、2失点の投球内容でした。
今回はそんな「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2022年4月24日)」を紹介します。
使用するデータはスポナビライブのデータです。
1. 球種・投球割合
ストレートが59%、フォークが31%
今回もストレート、フォーク、スライダー、カーブの4球種です。
ただストレートが59%、フォークが31%とほぼ2球種でした。
左打者には2球種
右打者にはスライダー、カーブも投げましたが、左打者にはストレート、フォークの2球種でした。
2. コース別
ベースから外れるフォークが多い
左右ともにストレートがアウトコースに集まっていてました。また、ベースから外れるフォークが多かったです。
右には高めを打たれる
右打者に打たれたのは高めでした。一方、左打者にはアウトローを打たれました。
3. 各成績
左右どちらも打たれた
今回は左右どちらにも打たれました。
打たれたのは全てストレート
今回打たれたのは全てストレートでした。
また、フォークで空振り8個しか奪えませんでした。(前々回21個、前回18個)
4. 球速
平均159.0km/h、最高164km/h
今回もストレートは平均球速159.0km/h、最高球速164km/hでした。
4試合連続で平均球速159.0km/h以上を記録しているので、そろそろ平均球速160km/hを超える日もありそうです。
フォークは最速150km/h
ストレートは53球中20球が160km/h超えでした。
フォークが自己最速タイの最速150km/hを記録しました。ただ平均は144.0km/hだったので、全体的にはいつもくらいの球速でした。
5回に球速低下
4回まで球速が安定していましたが、5回に157.5kmまで球速低下しました。その影響か5回に2点を失いました。
まとめ
①平均159.0km/h
②最高164km/h
③160km/h超えが20球
④フォークは最速150km/h
⑤打たれたのは全てストレート
⑥ストレートが59%、フォークが31%
⑦ベースから外れるフォークが多い
⑧5回に球速低下
今回は「【千葉ロッテ】佐々木朗希投手の投球分析(2022年4月24日)」を紹介しました。
試合前時点で17イニング連続無安打中で、サイ・ヤング投手の連続無安打記録の24回の更新が期待されましたが、初回初球を福田周平選手にライト前ヒットを打たれました。
5回に157.5kmまで球速低下した影響か、2点を奪われました。
今回もストレートは平均球速159.0km/h、最高球速164km/hとスピードは出ていましたが、制球に苦しみました。
フォークもベースから外れる球が多く、空振りが8個しか奪えませんでしたが、自己最速タイの150km/hを計測しました。(前々回21個、前回18個)
今日の投球内容だと、次回登板は一度抹消される可能性もあります。中6日でも佐々木朗希投手は修正してくると思いますので、次回登板はまた圧倒的な投球を期待しています。
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