第22回 【メジャー(MLB)左投手】打球種類比率・リスク管理
前回からの続きで2020年のメジャー(MLB)左投手のトラックマンデータの解析結果を紹介したいと思います。
分量が多いので数回に分けて紹介します。今回は「打球種類比率・リスク管理」です。
元データはBaseball Savantで、右投手については過去記事を参考にして下さい。
第13回 メジャー(MLB)右投手の打球種類比率・リスク管理
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1. 打球種類比率・リスク管理
ストレート
ゴロ率が一番低く、フライ率が一番高い。
意外と空振り三振も少ない。
ツーシーム
ゴロ率が一番高く、併殺打(複数アウト)の比率が高い。
三振は空振り率が少ない。
スプリット
ゴロ率が高く、空振り三振率がダントツで高い。
カットボール
ゴロ率は高くないが、併殺打(複数アウト)の比率が高い。
チェンジアップ
ゴロ率は高く、併殺打(複数アウト)の比率が高い。
これは右投手と反対の結果である。
スライダー
ゴロ率が高くなく、フライ率が高い。
空振り三振率が一番高い。
カーブ
打球の種類比率は平均的であるが、空振り三振率が少し高い。
ナックルカーブ
ゴロ率が高いが、併殺打(複数アウト)の比率が高くない。
空振り三振率が高い。
2. まとめ
今回は2020年のメジャー(MLB)投手のトラックマンデータの解析結果として、
「メジャー(MLB)左投手の打球種類比率・リスク管理」を紹介しました。
・ツーシームはゴロ率が一番高く、併殺打(複数アウト)の比率が高い
・スプリットは空振り率がダントツで高い
・曲がる変化球であるスライダーとカーブとナックルカーブは空振り率が高い
・い球種は右投手と傾向が違う
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